最近、昔のゲームの良曲名曲を
ちょいちょい聴いてて思ったんだけど
最近のゲームで『音楽』が語られるゲームが
少なくなったように感じるのは↑これのせいでは?
なんて、ふと思いました。
確かにムービーばっかりなのはあれだけど、
自分が操作しない(できない)イベントやムービーで
その都度、印象的なBGMがあったりとかして
それが昔のゲームの良曲や名曲になったりしてたからね。
何でもかんでもシームレスで繋いで
ほぼ全てが地続きで自分が操作して…ってなると
逆に"切り替え"って部分が希薄になるからなぁ。
オープンワールドゲームなんて
フィールド移動中のBGMなんてないのがほとんどだし。
オープンワールドゲームなんて
フィールド移動中のBGMなんてないのがほとんどだし。
リアルになった弊害ってんじゃないけどさ。
さらにPS5でロードなしになるゲームも増えるんでしょ?
さらにPS5でロードなしになるゲームも増えるんでしょ?
そんな今も『音楽』の評価が高いゲームもあるけど
むしろ現代ではその方が稀ですもんね。
今のゲームでサントラ欲しくなるようなのってないもの。
で、やっぱ"音楽"の評価が高いゲームは
和ゲーの方が今も昔も圧倒的に多い気がする。
自分が日本に住んでる日本人だからかもしれないけど。
どうも、トトです。
ま、だからこそってワケではないけど
先日挙げた、『ハロウィン』プレイリストの記事
今回は、そんなハロウィンにピッタリのゲームであり、
曲によっては、合うものが間違いなくあるゲームの記事。
先に来年発売予定の
続編のトレーラーを見たのがキッカケで、
それじゃあせっかくだから前作からやろう
ってことで、ちょうどTGSセールで安くなってた
DLC全部入りのComplete Editionダウンロード版を
ポチッと購入しました。
LITTLE NIGHTMARES
-リトルナイトメア-
(2017)
「胃袋」の名を持つ巨大船舶「モウ」に囚われた幼い少女「シックス」
物語はシックスがモウから脱出を試みるところから始まります。
幼いシックスにとって、モウは牢獄であると同時に遊び場でもあります。
死の危険が至るところに潜む密室の中で、ひとり知恵を振り絞って生き抜き、出口を見つけ出すことができるでしょうか。
開発はスウェーデンのTarsier Studios
バンナムから発売されたホラーテイストの
アドベンチャーゲーム。
ボリュームはそこまで多くはなく、
サクッと3~4時間で終わるゲームです。
自分も休日使って、半日でクリアしましたしね。
容量も昨今のゲームよりも遥かに少ない
4GBちょいというストレージに超優しい仕様。笑

ゲームの内容としては
ストーリーとトレーラーの通りです。
プレイヤーは黄色いレインコートを着た
小さな少女『シックス』を操作して、
モウからの脱出を試みます。
"脱出"というくらいなので、
道中の主な要素は『謎解き』と『ステルス』
ボリューム少ないゲームだと昨年のABZUもですが
そういうゲームもシンプルで面白い
ってのを、今回のリトルナイトメアでも実感。
3年前のゲームにネタバレ気にするつもりはないので
もりもり書き綴っていこうと思います。
シンプルなゲームな為、
難しい操作は一切ありません。
何をすれば?と、右往左往したり
最初にその操作が必要な場面では
チュートリアル的なものも出てきますしね。
何気に操作してて面白いなと思ったのは
右スティックで動かすカメラです。
基本的にはシックスの視点を追っていて
カメラが上を向けば、シックスも上を向き、
シックスが後ろを向けば、カメラも後ろを向きます。
謎解き、ステルス、どちらの場合も
カメラ操作をする機会は多いので
こういったキャラクターの視線と連動してるカメラは
動かしてるこちらも面白かったです。
シックスを手前に動かせば
プレイヤーには見えない『壁』があることを
しかし、奥行きがわかりにくいのがな…
プレイヤー目線では、基本スクロールして動きますが
マップの構造上、狭い通路の上とか
下手すると落ちて死にますからね…( ノД`)
ゆっくり進めばまだしも、↑こういうところを
ダッシュで駆け抜けるのは厳しい…
まぁ、ダッシュする必要なんてないんですけど。笑
まぁ、ダッシュする必要なんてないんですけど。笑
本編は5つのチャプターで分かれていて
まず『監獄』

最初は操作に慣れる為の
チュートリアル的な簡単なステージ。
ですが
上から振ってくるヒルに触れると…
死にますΣ(゚Д゚ ;)エッ?!

ってのが、最初にやられたところです。笑
やっぱ動くものには触れたくなるじゃん?←
このゲームではそれが間違いだったんですがね(。-∀-)w
しかし、このゲームでの癒し枠
『ノーム』は触れても大丈夫!
大丈夫どころか、シックスはハグします(*´ω`*)カワイィ
道中、通りかかると逃げていくので
そんな彼らを別の場所で見つけるとハグできます。
癒される(*´ω`*)
各チャプターに3~5人と、そこまで多くないので
その気になれば1周で全て見つけられるかもですね。
自分は2周かかりましたが。
そんなノームとは対極、そしてヒルより恐ろしいものが
『監獄』から姿を現します。
まず最初に遭遇する人?ですね。
腕が異様に長く、盲目だけどその分"耳"が良い。
ゆっくり移動しないと即座に…
と、操作に慣れることと
脅威がいることもわかったところで次のチャプター2
さっきの管理人が本格的に登場します。
この管理人にバレずに脱出するのが
ここのチャプターの大きなポイント。
しゃがみ+左スティック微倒の移動でも
何となるとこもありますが、聴覚に優れた管理人の場合
それでも細心の注意を払わなければなりません。

そこで、布が落ちてるフロアなら
布の上を歩けば足音が軽減されます。
そういう細かいけどゲームに合った設定好きよ。
で、そういう設定の話なら
恐怖の対象の距離が近ければ近いほど
心臓の鼓動のように、コントローラーが大きく振動する。

これが良い感じに緊張感を高めてくれます。
何しろ捕まる=死ですからね。
後半になると見つかる=死の状況も出てくるので
メタルギア以上にステルスしなきゃいけません。
シックスに攻撃手段はありませんからね。
そしてチャプター3は
ここに出てくる双子のシェフがまたキモいんだ。
シェフとは思えんほど残虐な包丁さばき。
既に死んでるのに、肉が可哀想に見える(。´Д⊂)

道中は↑のように
シックスを探せ!的に隠れて進むこと必須。
で、各チャプターに1回ずつ
シックスがお腹を空かせて移動が鈍くなります。
都合良く、目の前に食べ物が現れますが
チャプター1はパン、2は生肉…
3は生ネズミ…
シックス…お前は一体何ものなんだ…
ってのが、だんだん芽生えてきてしまうのも
このゲームの魅力かもしれません。
続くチャプター4は
チャプター冒頭、モウに多数のゲストが乗り込むのを
シックスは目の当たりにします。
で、チャプター4では
この醜悪なゲストたちの足下を、背後を、
貪り食うテーブルの上を走り抜けます。
最初に何回も死んだのは、このテーブルの上だわ…
割と通り抜けられる範囲が狭くて、
食ってる時とはまるで別人みたいなスピードで捕まり
何度ゲストに食われてしまったことか…
しかも4の終盤は、多数のゲストに追われるとか
悪夢でしかないよね…





そして4での空腹時は
ノームが目の前に現れ、ソーセージを差し出してくれます
……が、
これを最後に、チャプター5では
ノームは出てきません…
そんな最後のチャプター5
この巨大船舶モウを取り仕切るレディと対峙します。
開発は海外なのに、こういう和装の女性が出てくるのは
日本人としては嬉しいところだけど
彼女のいるフロアは、これまでのステージより
より一層、不気味なホラー感があります…
ちなみに、見つかる=即死になるのはココ。
超能力かよこえーよ…


てか、そのお面みてーな表情のない顔がこえーよ…
最後は鏡を手に、レディとのラストバトル。
つっても、レディに鏡を向けるだけの
死にゲーほどの難しさはないお手軽戦闘。



これに勝つと、最後の空腹に襲われるシックス…
空腹を満たす対象はもちろん…
そのあとは、何かの力に目覚めてしまったかのような
シックスの短いエピローグ。
近づくゲストから命を吸い取るように
ゲストに触れずに死をもたらします。
シックスちゃん闇落ちかよ( ;∀;)





開かれた扉の先にある長い階段を上るシックスを
これまでハグしたノームが下から見つめます。
神秘的でもありつつ、何か悲しいな…(´・ω・`)
という感じで、幕を閉じました。
シックスは続編にも出るっぽいですが、
2でどうなるかが見ものですね。



エンディングまで辿り着くと、
メニュー画面『その他』にある
コンセプトアートなどの一部解放と
購入していれば、『チャプター選択』から
追加DLCのプレイが可能になります。
追加DLCのプレイが可能になります。
コンセプトアートには、レディの素顔デザインもあり
やはりあれはマスクだったのね、と。
自分はDLC全部入りの
コンプリートエディションを買ったので
こちらもサクッとプレイします。
DLCでは、シックスとは別の
囚われた子ども『キッド』を操作します。

シックスとは別に
モウに囚われた子どもということで、
モウの中での物語という部分は変わりません。
たどる場所がちょっとシックスとは別ルートってだけで。
時系列的にも、
シックスがモウの脱出を試みる時よりも
ほんの少し前の話になるのかな?
シックスは小さなライター?ジッポ?だったけど
キッドは懐中電灯を手に持つことになるので
シックスの時よりも照らす範囲が広くて良い。
キッドを操作するDLCは全部で3つ。
Secrets of The Mawと題されたDLCの内、
第1弾は『The Depth -深淵-』
シックスの時にはなかった『水』の要素で
キッドは上ではなく、下から脱出を試みます。
色んなゲームで水(水中)ステージは不評の代表格ですが
そもそもがシンプルゲームなので、そこまでのストレスはなく。
心なしか、やっぱ本編よりも
難易度高めな気がしなくもないけど。
シックス編ではお馴染みだった管理人はもちろん
水中には別の"ナニか"がいるぅぅうううう
↑コイツも解放されたコンセプトアートで
全容が確認できますが…キモすぎですよ…
そしてこのDLC第1弾は
下に行くせいか、シックスの時よりも
全体的に暗所が多い気がするよ…((((;゚Д゚))))ガクブル
第2弾は『The Hideaway -ひみつのへや-』
ここはDLC唯一のほっこりステージ!
行く先々で、ノームと協力して仕掛けを解いていきます。
そして、ここでも管理人が出てきますが
暗所で石炭が敷き詰められたところとか
恐すぎですよ((((;゚Д゚))))
恐すぎですよ((((;゚Д゚))))


DLC最後の第3弾は
『The Residence -静寂のアトリエ-』
ここも更なる恐怖を味わう、レディに絡むストーリーで
ホンマこいつのマネキンだらけの部屋とか
しかもこの第3弾だけ難易度が一気にはね上がる。
レディのマスクをした影が襲ってくるという
謎解き、ステルスがメインのゲームなのに
いきなり戦闘が入るという意味不さ。

こいつらも、もちろん触れたらオシマイ。
ライトを当て続ければ消える(倒せる)けど
こーのライトの操作性が悪いの何の…
本編のシックス編でのレディよりも動きも速いし。
そもそも戦うことがメインのゲームじゃないのに
本編のシックス編でのレディよりも動きも速いし。
そもそも戦うことがメインのゲームじゃないのに
いきなりこんな操作要求されてもね…
しかも、光を当て"続け"なきゃいけなくて
光当ててても、距離が近いと捕まって死ぬし、
コイツら超速で突進してくるけど
ライト当ててる間の突進はやめろよ…っていう。
コイツらがいるところが3~4ヵ所くらいあって
ラストのところは、仕掛けで扉を開けながら
コイツらの対処に追われるし(恐らくここのみ無限湧き?)
ここまで来た時には、散々やられてるし
多少は操作も慣れてるけどもさぁ…
この影の対処だけ、本来のゲーム性とは合わなすぎだよなぁ。
これだけ異様にストレス溜まるわー(# -д-)-3
で、苦労してこの先に抜けたところで

ノームにされてしまうキッド
醜悪な連中がいるゲストエリアを抜けた先は

見覚えのある部屋…そこに転がる1本のソーセージ…
まさか…(´;д;`)

ってところで、DLCが終わりを告げます。
じゃあやっぱりあのノームは…(´;д;`)
やってる間は、
このキッドが2の『モノ』なのかな?
なんて思ってたけど、その可能性は無くなったワケだ(`;ω;´)
というゲームでした。
割と簡単でシンプルなゲームだけど、
ノーム見つけるとか、銅像壊すとか
特定の行動すると取れるヤツとか
そういう系のトロフィー取得率が段違いに低いところを見ると
プレイヤーは1周して終わってる人が多いのかな?
操作は簡単だけど、そうしたノームや銅像、ランタンとか
こんなとこにあんのかよ!
っていう場所にいたり、あったりするし
特定行動こそ、ストーリー進めるだけじゃわからないだろうしね。
作風としても良かったです。
ホラーらしい恐さがありつつ、
世界観やキャラ造形などは、ある種の絵本のようで
ストーリー内容とのギャップも楽しめる要因なのかもしれません。
トロフィーの名前や解説なんかも
世界観に合わせた、こういうの好きです。
DLCの3弾のみ、腹立つ部分はありましたが
それ以外は軒並み良かったですね。
2をやる前に、1に手をつけて正解でした。
2は来年2月に発売予定!
これも楽しみだ\(^o^)/
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