こーゆーの好きだわw
握手してる手元がADTRなのがまた良いw
POP PUNKとメタルコアのリスナーなんざ
なかなか共有しないからこそ
その為のEASYCOREが間を取り持って欲しいし
ADTRをはじめ、ハードコアよりも
メタルコア寄りなEASYCOREバンドにも頑張って欲しい。
個人的にはHC寄りな直球EASYCOREのが好きだけどね。
ついでに言えば、そんなEASYCOREシーン
個人的にはHC寄りな直球EASYCOREのが好きだけどね。
ついでに言えば、そんなEASYCOREシーン
現状、圧倒的にADTRの一強だけどね(。-∀-)
どうも、トトです。
さて、思いのほか試聴に手間取り(Neck Deepのせい)
月をまたいでしまった7月作品ですが、
前回同様、POP PUNKバンドの作品を取り上げます。
そのNDと同日リリースってことで、
この日はPOP PUNK DAYとなったワケですが、
果たしてこちらの作品はどうなのか?と。
01. The Raging Sea
02. Foolish Believer
03. Overdramatic
04. Nights Alone
05. Heavenly
06. Clarity
07. Dancing On The Ceiling (With You)
08. Seasons
09. Breathe You In
10. The Setting Sun
11. Burning At Both Ends
UKのNeck Deepから変わり、今度はUS産
POP PUNKバンドBroadside
3枚目となるアルバム『Into The Raging Sea』が
7/24にSharpTone Recordsからリリースされました。
SharpToneのメインはメタルコア系だと思いますが
前ブログの頃から取り上げてるところだと
TelltaleやSink The Ship、Send Request、Settle Your Scores等
POP PUNKやEASYCORE系のバンドとも
契約を重ねてきています。
そこに名を連ねる形となったのが今回のBroadside
以前はVictory Records所属でしたが、
音楽性的にはPure Noiseあたりが合いそうだったので
SharpToneとは、ちと驚きましたね。
今作のアートワークも、どこかホラーテイスト。
音楽性の変化もあったのか…?
ってのも勘ぐりたくなる雰囲気は満点です。
それが杞憂に終わるか否か、
そいつを確かめる為に、聴いていきましょう。
The Raging Sea
1曲目から早くもタイトルトラック。
5月末にMVが公開された、今作2つめのMV曲。
オープニングを務める楽曲でも上げることはせず
エモーショナルで、静かな幕開けとなります。
この時点で、これまでのBroadsideのサウンドとは
全くイメージの異なる雰囲気なところに驚きます。
エコーやMixで、ボーカル1人でも掛け合いしている
かのように聴こえる展開を見せつつ、
終盤、サウンドと共にボーカルもシャウト気味。
シャウトしてるところは、DayseekerのRoryを彷彿とさせる。
上げ曲ではないけど、序章って雰囲気は存分に伝わる1曲目。
Foolish Believer
ここからが本編開始とも言える2曲目。
リリースから約4ヶ月前、3月末に今作最初のMVが公開。
どこか懐かしい雰囲気の打ち込みから入り、
バンドサウンドはアップテンポに展開。
この曲でも、これまでのバンドの雰囲気とは違うも
POP PUNK的なサウンドにはなってます。
しかし、シンセありのキラキラ系エモメロが光る
POP PUNK/POP ROCK感は、やはり懐かしさを感じる。
1曲目から打って変わって、こういう雰囲気も後押ししてか
ここではDeaf HavanaのJamseっぽさを感じます。
MVになっているだけあって、メロディも耳に残る。
Overdramatic
3曲目もアップテンポでエモーショナルな展開する
同じくエモメロ系POP PUNK/POP ROCK感ひとしお。
昨年、Sleep On Itの新譜を聴いた時にも感じた
00年代中盤~10年代頃のPOP PUNK感。
BEYOND [THE] BLUEってワードに反応するような人には
誰しもが何か感じるところがあると思ってしまうような
その頃のキレイめPOP PUNKを彷彿とさせる。
メロディもキャッチーゆえに聴きやすいのも特長か。
良い意味で2020年の作品を聴いてるような気がしない。笑
Nights Alone
そんな雰囲気を感じつつも、1曲目から
誰かに声、歌い方似てんなぁ…と思ってたけど、
この4曲目の冒頭で判明しました。
ちょっとIssuesのTylerっぽいのな。
サビに入るとアップテンポになり、ここでもキレイめな
エモメロ系POP PUNK/POP ROCKな感じになるけど
冒頭のような曲調、雰囲気であの歌い方、声だと
余計にTylerっぽさを感じたんですよね。
Roryに、Jamesに、Tylerにと、
こんなに多彩な声を操るボーカルでしたっけ?笑
Heavenly
5曲目は、リリースから約ひと月前に公開されたMV曲
ここではイントロからアップテンポでPOP PUNK強め。
しかし、この曲ももちろんシンセは使用していて、
やはりありし日のキラキラ系エモメロPOP PUNK的な。
そんな雰囲気を感ぜずにはいられません。
"Foolish Believer"、"Overdramatic"と同様、
キャッチーなメロディで聴きやすさもバツグン、
この3曲は1周目から耳に残った曲でもあります。
Clarity
変わって6曲目は、ゆったりと始まる
エモーショナル方面に特化したような曲に。
アップテンポでもエモメロ系に寄った曲があったし
エモーショナル寄りになった曲も違和感なく聴けます。
後半の裏声パートも、楽曲の雰囲気も相まって
とてもキレイに、文字通りクリーンな雰囲気満点。
Dancing On The Ceiling (With You)
再びTyler感が全面に出た始まりを見せる7曲目。
頭の歌い出しからすごいTylerっぽさを感じる。
でも曲調はエモーショナルPOP PUNKなのが面白い。
こういうのは昨年のBoys Of Fallとかにも通じるなぁ。
あっちはサウンド面で、こっちはボーカル面で。
ところどころに鳴る鍵盤シンセがまたエモーショナルで
曲のクリーン具合を底上げしてくれていますね。
Seasons
再び聴かせる方面に注力した8曲目。
ここまで存在感を顕にしてたシンセサウンドも
ここでは控えめになっていて、シンプルに
バンドサウンドで奏でるエモーショナルナンバー。
その分、メロディにもグッとくるものを感じます。
こういうの聴いてると、シンセ増し増しよりは
やっぱバンドサウンドが良いな( ´∀`)って思えます。
Breathe You In
9曲目もPOP PUNK的エモーショナルナンバー。
ここまでフツーにしれっとレビューしてきてますが
Broadsideってこーゆーバンドだっけ?
と、今さらながら。笑
まぁ、こういうサウンドだと、個人的にも
大いに耳馴染みが良く、初めて聴いた気がしない
っほどなので全然構わないんですけど。笑
Breathe Breathe Breathe You In~♪
と、タイトルの最初のワードを繰り返すことにより
サビのメロディがまたキャッチーさひとしおに。
The Setting Sun
エモーショナルナンバーで固めた後半に
アップテンポでクールな勢いある曲をここで!
ここにこういう曲が1つ挟まるだけで、
ガラッと印象も変わります。もちろん良い方向に。
やっぱこういう収録曲順や、バランスってのは
大事なんですよ
と、フォントでかくするくらい、声を大にして言いたい。
POP PUNKってより、ロック色強いかも?
こういったところもBTB期のバンドを思い起こさせます。
耳が、脳が、懐古感に満ち溢れしまうなw
Burning At Both Ends
そしてラストを迎える11曲目は、
イントロからピアノの旋律が響くしっとり曲。
ピアノの弾き語りエモとも言える雰囲気です。
アルバム全体的にエモーショナルではあったけど
ラストにエモーショナル全開な曲を持ってくるのも
曲順やバランス的には、大いにアリだと感じます。
それを収録曲中イチ短い、2'41"で収めてるのも◎
いやー、しかしピアノの旋律が切ないですね。
こういうゲームBGMも何度か聴いてる気がする。
ピアノってエモーショナルさ引き出すには
アコギと共に優秀すぎる楽器(音)の1つですよね。
以上、
Broadside『Into The Raging Sea』
でした。
確かに前作、前々作と比べると、音楽性の変化はあった。
しかし、POP PUNKとしてのテイストが変わっただけで
今もPOP PUNKであるとは言えると思います。
しかし、こういった
時代を遡るようなPOP PUNKになるとは予想外。
アートワークはミスリード誘ってたんかw
とはいえ、
やっぱこう、Broadsideのイメージって
初期のPure Noiseっぽいサウンドとか
Victory在籍時の感じとかみたいな
;
こういうPOP PUNK然としてる感じなんだよね。
しかも今作含め、これまで出てるアルバム3枚とも
ボーカルは変わらないのに、こうもイメージ変わるとは。
今作では髪が伸びてるせいもあるかもしれないけど
音楽性共々、同じボーカルとは思えねぇw
でも、レビュー中にも挙げたSleep On Itだったり
もう少し前だとOh, Weatherlyだったりとか
あの頃のエモメロ系POP PUNKを感じさせるような
そういったバンド、サウンドが
徐々にだけど増えてきつつあるように思うのは
個人的には大いに歓迎したいところ\(^o^)/
そういったバンドの中で、つい先日
Divided By Fridayが終わりを告げてしまったのは
とても残念だけど(。´Д⊂)
ある程度、00年前後の過去作が書き終えたら
次は00年代中期~のバンドも書いていきますか。
Broadsideが今作でそういったサウンドになったなら
Set It Offのツアーにも選ばれていたことにも納得します。
同日リリースということも相まってか
日本ではメディアも、リスナーも、
どいつもこいつも名前を出すのは
Neck Deep Neck Deep Neck Deep…
だからこそ、個人的にはBroadsideの方を押したい。
実際、NDよりBroadsideの新譜の方が好きでしたしね。
Broadside『Into The Raging Sea』
ちょっと昔の、エモメロ系POP PUNKが好きな人には
是非ぜひ、オススメです。
今回は他にも色んなバンドの名前も出したので
関連記事にも、その分だけリンクを貼りたいけど
関連記事は5~6個に留める
と、密かに思ってはいるので厳選したいと思います。
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