UKの音楽誌Kerrang!が、

今年上半期のベストアルバムを発表しました。

ウチでもレビューした作品がいくつ並んでいて何より。

まぁ、ウチで取り上げるのは

Kerrang!やUSのAPが取り上げるようなバンドがメインですしね。

昨年は自分もSpotifyを使い出した年で、

チェックできる音源が爆増したからこそ、

上半期のベストアルバムも挙げましたが

もう慣れたし、今年はどうしようかなと思ってます。

今のところ、上半期分は挙げずに

年末まで突っ走ろうかなって思いの方が強いですが。

どうも、トトです。



さて!

ようやくリリースされた今回の新譜!

今月イチなんて生温い!

今年イチ楽しみにしていた新譜が

延期を経てリリースされました\(^o^)/

すべてのPOP PUNKリスナーが聴くべき

""の最新作!





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New Found Glory『Forever + Ever x Infinity』
03. Double Chin For The Win
07. Same Side Sitters
08. Like I Never Existed
09. More And More
10. Do You Want To Settle Down
11. The Way You Deserve
12. Trophy
14. Birthday Song But Not Really
15. Slipping Away





世界中のPOP PUNKリスナーから愛される

New Found Gloryが10枚目となるアルバム

Forever + Ever x Infinityを、当初の5/29から

約3週間延期の後、6/19にリリースしました。

レーベルはもちろんHopeless Records

待ちわびてた!

先月聴けるかと思ったら延期だもんよ(。´Д⊂)

しかし今度はしっかり予定通りのリリース。

Merch Nowでバンドルセットも買ったんだー(*´ω`*)

それが昨日届きました!\(^o^)/

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(シカゴ)ブルズカラーの

バスケユニ風ナンバーTシャツ!

何故これにしたのか?何故ブルズなのか?

それは今作の収録曲にヒントがあります。


前作Makes Me Sickから3年、

その間に20周年ツアーで世界各国を回り、

昨年は3枚目となる映画ソングカバー盤リリース。

カバーミニアルバムも良かったけどさ、

やっぱ正規のフルアルバムが欲しいじゃん!

そうして待ちに待ったアルバムが

こうしてリリースされたワケです。

期待に胸を大いに膨らませ、聴いていきましょう!




Shook By Your Shaved Head
ヘヴィに響くギターから始まる1曲目。
リリースから約ふた月前にLyric Videoが公開されました。
そのままヘヴィなギターと共に疾走し、
サビはキャッチーなメロディが響く
間違いない陽性POP PUNKサウンドに!
しかし、なかなかに厳ついブレイクパートがあり
You've gotta take your ヾ(*≧□≦)ノ life back!!
That's what I say to ヾ(*≧□≦)ノ myself!!
と、シンガロングと共に展開します。
そしてアウトロはイントロと同じく、ハードコア的でもある
ヘヴィなギターを響かせて締めます。




Greatest Of All Time
のっけから疾走する2ビートが激アツな2曲目!
2月頭に公開された、今作最初のMV曲です。
長い活動期間を経て、今なお衰えないばかりか、
初期を彷彿とさせるような曲を展開しつつ、
タイトルが"Greatest Of All Time (史上最高)"
まさしくその通りの曲ですね\(^o^)/

MVはライブビデオ風になっていて、
POP PUNKの、NFGのライブの良さ、楽しさが
ひと目でわかる内容の素敵MVに!
そこを切り取ったサムネがもう最高!\(^o^)/
リスナー、バンド問わず、POP PUNK好きなら
誰しもが反応を示したであろう新曲ですが、
国内ではFor A Reasonがこんなツイートを。

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バンドルにブルズTがあった理由ですね。
FARの中の人が言うように、NFGというバンドが
20年以上も続けたからこそ言える言葉、
長く活動を続けてきたからこそ響く歌詞でしょう。
↑の歌詞の意味の中には、
バンドとファンのこともあるようにも思いますね。
ともあれ、数年で活動を止めてしまうバンドには
是非とも噛み締めて欲しいくらいの内容です。

まさにその部分を歌うところ、
I think we are what we’ve been waiting for~♪
と繰り返すところはエモーショナルそのもの。
そこから更にコーラス込みでシンガロングして
終わりに向かっていくエモーショナルさよ。




Double Chin For The Win
3曲目もまだまだ明るく楽しく、アップテンポな
養成POP PUNKサウンドで進んでいきます\(^o^)/
耳馴染みが良すぎるキャッチーなメロディは、
NFGの、POP PUNKの良さの1つです。
そこにしっかりシンガロングパートを入れてくれる。
こんな曲を聴かされて上がらないでか\(^o^)/


Nothing To Say
リリースふた月前にLyric Videoが公開された4曲目。
ここでも陽性POP PUNKサウンドを響かせ、
ヾ(* ≧∀≦)ノ You've got nothing to say!!!
のシンガロングパートは否応なく上がる!
そして、聴いてるだけでクソ楽しくなる\(^o^)/
しかし、2コーラス目が終わったところで
ブレイクパートをぶち込んできて、
ここでもハードコア要素をチラつかせながら、
そのままヘヴィサウンドで締めます。




Stay Awhile
5曲目も、もーイントロして絶対楽しいヤツ!
そんな印象を全く裏切ることのない、
アップテンポな陽性POP PUNK\(^o^)/
サビのメロディはややエモーショナル寄り。
2サビの終盤にはシンガロングパートもあり、
エモーショナルなラストサビを経て、
アウトロはイントロと同じ雰囲気で明るく締め。
ここまでアルバムの1/3が終わったワケだけど、
ハズレ曲がひとっつもなくて素敵すぎる(*≧∀≦)b





Himalaya
6曲目も勢い落ちず!
というか、ここまでで最もハードスタイルな曲かも。
アルバム序盤から響かせているヘヴィなリフは
ここでも健在、さらに疾走パートあり、
シンガロングパートありなのも当然で、
メロディックハードコア感増し増しです─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ
そんなハードコア的な要素も盛りな終盤は
シンガロングから入るヘヴィなブレイクパートで
Chadのシャウトがこだまする。
NFGのサイドプロジェクトして世に出てきた
International Superheroes of Hardcoreを彷彿としますね。

延期されたリリース日から約ひと月前に公開された
Lyric Videoは今回のアートワークデザインのような
サイケデリック色な遊園地と、
20周年記念ツアーのライブ映像が使用されています。
ライブ映像の方はダイブ、モッシュと
曲に合わせて激しい部分がピックアップされてるw




Same Side Sitters
7曲目は再び疾走パートから幕開け!≡ヘ(*`Д´)ノ
Jordanのボーカルが入っても疾走感は解かず、
そのまま走り抜けます。
サビはフロアをジャンプさせるようなリズムで、
再び2コーラス目へとなだれ込みます≡ヘ(*≧∀≦)ノ
終盤のコーラスパートも良い良い。


Like I Never Existed
8曲目も耳馴染みがとても良い、
聴きやすさ抜群のテンポ感で送るPOP PUNKナンバー。
アルバムの半分過ぎても勢い落ちねぇー(≧∀≦*)
楽しぃぃいいいい\(^o^)/
この曲でのブレイクパートは、これまでにあった
ハードコア的な曲よりも少しライトで、
確かなPOP PUNK感のあるイージーコアっぽい
耳にやさしいブレイクを展開してくれています。


More And More
ここでようやく今作で最初のしっとりタイム。
今作で唯一、曲尺4分台のエモーショナルナンバー。
遊園地ではしゃぎすぎた前半戦を経て、
体も耳も休憩できる1曲です。
ふー、ひと休みひと休み(*´ω`*)-3
そう考えると、今作のアートワークも好きになってきた。笑
前作のカバーミニアルバムも漏れなく楽しい作品だったので
エモーショナル特化なNFG曲もなんか久々な感じ。


Do You Want To Settle Down
ひと休みしたら、また遊ぶぞ!\(^o^)/
と、サクッと2'40"でまとめた賑やかな10曲目。
Jordanの天使の歌声でのPOP PUNK感はひとしおだけど
サウンドはちょっと硬派寄りかな。
ブレイクパートあり、そこでのシンガロングあり、
ヾ(*≧∀≦)ノ ォォォオオオオオオオオ
と、上げていった先にラストサビになだれ込む展開、イィ!


The Way You Deserve
11曲目は明るい疾走パートから始まるPOP PUNKナンバー。
硬派な面は薄くなり、より聴きやすく、
より耳に馴染みやすいキャッチーなメロディで、
サビはほんのりエモーショナルさを感じる1曲に。
ポップに寄ったエモメロ系POP PUNK的なね。


Trophy
続く12曲目は再び3分未満で走り抜ける
疾走感満点のPOP PUNKナンバー\(^o^)/
今作では疾走パートある曲が多くて大好きだけど、
この曲の疾走パートがいちばん好きかもなぁ(*´ω`*)
"Trophy"ってタイトルになぞらえてか、
ヾ(*≧∀≦)ノ No.1!!!
ってシンガロングできるところが最高だな!


Scarier Than Jason Vorhees At A Campfire
ここで再びヘヴィなギターから始まる13曲目。
なかなかに恐怖感を煽るタイトルだけど、
歌詞の内容は甘酸っぱいラブソングだなw
さしずめ、ヘヴィな部分はホラー要素、
従来のキャッチーなメロは恋愛要素かw
こういう楽しいラブソングは大いにアリだ( ´∀`)





Birthday Song But Not Really
ホラー映画デートのあとは誕生日か?w
14曲目はキャッチーなポップさに寄った、
POP ROCKに寄ったようなPOP PUNKに。
ヾ(*≧∀≦)ノ With you!!
ヾ(*≧∀≦)ノ I don't!! ヾ(*≧∀≦)ノ worry!!
こうしてわかりやすいシンガロングパートを
きっちり入れてきてくれるからNFG好きなのよ。


Slipping Away
ラストの15曲目は今作2つめのしっとり曲。
今作唯一、5分を超える長尺トラックです。
"More And More"も久々のエモナンバーでしたが、
5分を超えるほどのヤツも過去にあったかな?
と思ってしまうほど。
しかし、"More And More"よりもバンド感は強め、
ラストはコーラス込み込み、声量多めで
大合唱しながら終わりに向かう一大ロックバラード。
15曲ものフルボリュームな作品の最後を飾るに
相応しいエンドトラックですね。




以上、

New Found Glory『Forever + Ever x Infinity

でした。

最高か\(^o^)/

POP PUNKであり、

メロディックハードコア感もあり、

だからこそのイージーコア感もあり、

明るく楽しく、賑やかで楽しい1枚!

FYSもかなり良いアルバムだったけど、

今年はもうNFGに勝てるPOP PUNK盤はないなw

ムリムリw 誰も勝てんw

今作が受け入れられないPOP PUNKリスナーがいたら

それこそ何かしらの病気なんじゃねってくらいw

近年のNFGの作品の中でもいちばん良いのでは?

前作Makes Me Sickから今作までの間に

20周年ツアーがあったのが大きかったのかな。

アルバム毎にバンドのロゴも刷新してるイメージあるけど

今作のロゴは、それこそ初期のヤツのアレンジだし

nfg
nfg_2020

だからこそ、原点回帰的な曲があったり、

サイドプロジェクトも思わせるような

ハードコアライクな曲もあったり。

さらにはボートラなしで15曲収録のフルボリュームで

エモーショナルナンバーはたったの2曲!

明るく、楽しく、疾走感も盛り沢山の1枚を

キャリア20年を超えて作り出す意欲よ!

それだけの曲があって、総尺は48分のコンパクトさ!

裏切らんなぁ(*≧∀≦)b

やっぱりNFGは裏切らん!

それどころか期待を遥かに超えたアルバムで満足!

満足も満足、大大大満足よ\(^o^)/

自分の中のKING of POP PUNKの座は

New Found Gloryから揺らがないな(*´ω`*)b

Ice Nine Kills『The Silver Scream以来の、

名盤認定しちゃおっかな!


pop punks not dead

この言葉はNFGが掲げているからこそ

意味がある言葉なんだと改めて実感します。


はー、1枚聴いたあとの心地良さ、気分の良さ、

ここまで清々しいのも久しぶりです。

つっても、終わりどころがなく、

既に何周もリピートしてしまってるワケだがw

全ッ然!飽きねぇ!\(^o^)/

これが夏前にリリースされたことで、

夏はこれ1枚で乗り切れるくらいかなw

夏はPOP PUNKの季節だからね!



そんな感じで、非の付けどころがない

KING of POP PUNKの最新作

New Found GloryForever + Ever x Infinity

これを聴かずに今年のPOP PUNKは語れません!

POP PUNK好きはmust check!

POP PUNK好きでなくても、

是非ぜひ、チェックしてみてください。

POP PUNKS NOT DEAD




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