自分の昨年の年間ランキング、

邦楽のシングル部門で取り上げたMALISSA

新曲"OMG!!"のMVを公開。

その時の記事で出した"UNO"でも感じた

ノリの良い絶妙なテンポ感やグルーヴ感は健在で

それでいて聴きやすくキャッチーなのも良い。

早よ5曲以上のEPかフルアルバム出して!

どうも、トトです。




ATL、ABRと来て、

ここで今年3つ目となる国内バンドのレビュー記事。

普段からここに来てくれている人には周知でしょうが

ライブレポだろうが、レビューだろうが、通常記事だろうが

国内のことを取り扱うのは極端に少ないブログです。

そんな中でも取り上げる国内バンドがいるってのは

それだけ自分も応援したいバンドであり、

こういうバンドこそ正当な評価を受けるべき!

と、思っているバンドばかりです。

そして、その多くが若手だからこそ応援したくなる。

↑で出したMALISSAも同様です。

そんな国内バンドを取り上げることが少ない中、

昨年に続き、喜怒音楽2度目の登場となるこのバンド




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CVLTE『616』
1. lullaby.
3. medicine.
4. save you. (feat. Kaito from Paledusk)





北海道が生んだ新星CVLTEが

昨年リリースしたセルフタイトル1st EPから1年

早くも2nd EP『616』を4月4日にリリースしました。

前作と今作の間に1曲、


シングル"20"をリリースしていて、

再生数は公開約10ヶ月で10万回を突破!

注目度うなぎ登り\(^o^)/

そんな再生数に裏付けられるように、

昨年の彼らの勢いは凄かったですね!

それは1st EPのレビュー記事で

大いにPV数を出してもらったウチが

何よりも実感しています。

SNSとかではなく、ブックマークしてくれている人や

読者登録してくれている人たちにしか、

ブログ引っ越しのこと伝えてない、この新ブログでも

年間アクセス数に貢献してもらえるか否か。笑

前作記事は公式にRTされて初動伸びたのもあるけど

今のブログはSNSに更新通知流すつもりないし

無理かなw

とはいえ、PV数上げに少しは期待しつつ、

最新作の2nd EPを聴いていこうと思います。




lullaby.
前作の繊細なサウンドから一転、
バンド感を大いに実感させるロックサウンドを展開する1曲目。
しかし、そんな中にもCVLTEサウンドと言える、
エモーショナルで綺麗な要素も垣間見えます。
そして、ボーカルも聴いてて心地良い。
前作のようなサウンドはもちろんだけど、
こうして聴いてみると多少ロック感が強くなっても
違和感なく聴けるボーカルはとても良いですね。
個人的には今回のサウンドの方が好きなので、
こっちの方が合ってるようにさえ思う。


happy. (feat. shaka bose釈迦坊主)
バンド感のあるサウンドは2曲目も継続。
しかし、ここではオートチューンで加工したような声と
本来のボーカル、2つの要素で構成されたサビは
まさにボーカルが2人いるような錯覚に陥ります。
この曲では釈迦坊主がゲストに迎えられており
2サビ後にラップパートを担当しています。
サウンドも最低限で、聴き手が
ラップに注目できるような展開もgoodです。





medicine.
3曲目のこのタイトルで浮かべるのは、
やはり直近ではBring Me The Horizon
まぁ、当然のことながらそれとは全く別物ですが
少しコア感のあるヘヴィなサウンドは、
過去ではなく、今のBMTHが展開するような
ヘヴィサウンドと近いものも感じます。
イントロでそんなコア感のあるサウンドを展開しますが
その後は再び音を少なくさせ、サビで再び盛り上がる。
2コーラス目には少しHip-Hopからの影響も感じさせ
色んなところからの影響を受けていることを
大いに実感できる曲に仕上がってます。
またブレイクパートもヘヴィになってますしね。
ラストサビ前の壮大な景観が浮かぶギターソロは
どこかCrystal Lakeを彷彿とさせる。
ここで名前を挙げたような、どコアなバンドではないものの
そういったところからの雰囲気も感じるのは
それこそ前作サウンドとの違いも明確で面白い。


save you. (feat. Kaito from Paledusk)
リズム感が秀逸な4曲目。
それ故のグルーヴ感もひとしおで、
サビで1音1音、刻んでいるパートも面白い。
ここではPALEDUSKKaitoがゲスト参加していて
彼のシャウトによって、よりコア感を露にします。
全体的なコア感は前曲よりも劣るものの、
Kaitoパートからのコア感は間違いなく今作イチ。
ラストは再びKaitoを登場させ、ヘヴィサウンドひとしおで
コアサウンドを叩きつけて終わります。


falling apart.
ラストの5曲目で、前作に寄ったようなサウンドに。
しかし適度にアップテンポに展開しており、
メロディの良さは今作の曲の中でも最上。
1周目から耳に残るグッドメロディだったのはこの曲でした。
今作で見せたようなヘヴィサウンドやコア感も良いが、
1曲目の"lullaby."や、この曲のように、
やはりメロディが優れている曲があるのは良い。
それこそ個人個人の感覚に依る部分が大きいけど、
聴いてて気持ち良い、心地良いメロディを作れるバンドは
とても良いですよね。
こういうバンドが日本で、世界で、評価されて欲しい。
この曲で唯一、挙げなくてもいい欠点を言うなら
締めのフェードかけるの早すぎない?
ってとこだけかな。笑

ロシア語字幕の乗るMVは、
公開3ヶ月で10万再生突破
冒頭に出した"20"の勢いを軽く超えてきてます。






以上、

CVLTE『616

でした。

やっぱポテンシャル高いなぁ

と、改めて。

フルアルバムでないのは残念だけど、

1年ちょっとで、しっかり5曲収録された2nd EPリリース

やる気や意欲が感じられるバンドは応援したくなる。

当然のように、しっかりサブスク対応なのもgood job

今作のレコ発ツアーも、

クソコロナのせいで中止になってしまったので

是非ぜひ音源をたくさん聴いてあげましょう。


レビューにも何度も書いたけど、

前作で展開したようならしさはありつつも、

全体的にロック色、バンド感が強くなったと感じる

今作の方が、個人的には好きですね。

しっかり耳に残るグッドメロディな曲があったのも

非常にポイント高い。

そもそも取り上げてるメディア等も極少…

というか、あるのか?ってレベルではあるけど

ウチ程度のブログですらも、昨年1年間、

1st EPのレビュー記事へのアクセスがかなりあり、

年間3,000pvを超えるほど。

そしてそのまま、昨年は『出れんの?サマソニ』でも

出場権を勝ち取り、大舞台でのデビューも飾った。

レビューの最後にも言葉を残しましたが、

こういったバンドがしっかり評価されるような

音楽シーンであって欲しいと切に願いますね。

日本の音楽シーンには決して染まることなくね。



今作のリリースに当たって、

他のバンドマンからコメントも届いており、

その中にはCLのRYOの言葉もあります。


どこぞの音楽メディア共と違って、

あんなに多忙に活動をしながらも、

新しいバンドもしっかり見てるCLだからこそ

RYOの言葉にも信憑性が生まれるってもんです。



そんな、この先も注目することに損はない

CVLTE『616

今の内から知っておくこと、聴いておくことを

強くオススメします。

是非。





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