奴隷国家ここに極まってんな。

労働が美徳だなんて勝手に思ってればいいし、

仕事をしたい人はすりゃいいけど、

人生の大半を仕事に捧げるなんて虚しくならんのかね…

自分はそんなもんになりたくないわ。

給付金が出ても貯金するとか、

仕事なくなったら何をすればいいかわからないとか、

たまに見かけるけど、仮に数十万、100万とか

ポンと渡されても、パッと使い切れるような人って

日本に少ないんじゃないかと思いますよね。

金銭的に余裕があって、

辞めれるもんなら今すぐにでも辞めたいわ仕事なんて。

数十万くれるなら1日で溶かせるし、

100万くれるなら欲しいもん山ほどあるよ。

そんな金がないので、仕方なく仕事して

自分の今の収入に合った

そういった趣味や自分の楽しみの為に金を稼いでるけど。

あー、石油王の家に生まれたかったな←

どうも、トトです。




それでは今月は早々に

今月リリース作品のレビューといきましょう。

NEW MUSIC FRIDAY

ってことで、海外の新譜は基本的に金曜に出ます。

今月最初の金曜日は4/3

その日にリリースされた作品、まずはこちら!




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All Time Low『Wake Up, Sunshine』
08. Pretty Venom (Interlude)
09. Favorite Place feat. The Band CAMINO
10. Safe
11. January Gloom (Seasons pt. 1)
12. Clumsy
13. Glitter & Crimson
14. Summer Daze (Seasons pt. 2)
15. Basement Noise




同世代のPOP PUNKバンドでは間違いなくNo.1の

人気、知名度へと成長したバンドでしょう。

お馴染み、US産POP PUNK/オルタナロックの

All Time Lowの8枚目となるアルバム

Wake Up, SunshineFueled by Ramenから

リリースされました。




昨年は3枚目のアルバムNothing Personal

10周年を記念したセルフトリビュート作をリリースしました。

そして、それより前に行われたインタビューでは

振り返ってじっくり考えてみたら、僕たちのバンドお馴染みの “パーティーミュージック” はあまりなかった。あのアルバムはもう少しおとなしくてメロウだったから「Last Young Renegade」から学んだものを取り入れて、もう少しアップビートなものを作りたいと思うんだ。次のアルバムはもっとエネルギッシュで、僕たちの原点であるモッシュピットを思わせるものにしたいと思ってるよ…まだ初期の段階だけどワクワクしてるよ。新曲は本当にクールなサウンドだし、アイデアはたっぷりあるんだ。

と、今作についてのコメントを出しています。

もー、これだけで期待しちゃうよね!

別のインタビューでは、Alexも自ら語る通り

僕たちはあのアルバム(Last Young Renegade)のことでみんなにものすごい叩かれたような気がするんだよね。

って言ってますからねw

同じ轍は踏まないと信じておりますw


ここまで言ってしまうと、

自らハードルを上げてる気もしますが…w

また今作はアートワークも陽性ですしね。

そんな最新作はどうなっているのか?

早速聴いて確かめてみましょう。




Some Kind of Disaster
オープニングを務める1曲目は、
今作で最初にMVが公開された"Some Kind of Disaster"
このMVを見たとき、曲を聴いたときから、
ATLのカムバックPOP PUNK!を感じたので
少しエモーショナルだけど全然アリ!
ラストサビ前のパートとか上がりますしね\(^o^)/
さー、期待値が高まってきました!
そして、やっぱAlexはヒゲない(薄い)方が良いって。笑




Sleeping In
曲順通りに、2つめのMVとなった2曲目。
インタビューでAlexが語っていた
僕たちの原点であるモッシュピットを思わせるものにしたいと思ってるよ
ってのを、最も体現している曲と言えます。
始まりから聴いていくと、どこが?
って感じがするでしょうが、サビに入ると
キタ━━━━ヾ(* ゚∀゚)ノ━━━━ !!!!!
と、アップビートでモッシュしたくなる勢いは
間違いなくめちゃくちゃ上がるポイントです!
個人的にも今作でいちばん好きな曲だし、
無条件でテンション上がるヤツ!\(^o^)/

MVの方も、動物好きな自分としてはかなり好きです。
どれがいちばん良いかって、迷わずJackの犬だなぁ(*´ω`*)
次はAlexと馬?ポニー?、その次にZackと金魚、
Zackは金魚のエサを食うなw
で、最後にRianの猫(。-∀-)
猫は嫌いじゃないけど、あの毛なし猫の良さがわからん…
確かAttilaFronzも飼ってたし、
どっかのデスコアバンドのメンバーも飼ってたような…
デスコア界隈に謎に人気なのも意味わからんw
ただ、このMVはペットの保護/譲渡活動を
支援している団体と組んで制作されたもの
っていうところも素敵な裏話です。




Getaway Green
ライブビデオ風のMVとなっている3曲目。
ここではモッシュではなく、ジャンプですね。
でもライブ映像が物語っているように、
オーディエンスも上がる雰囲気間違いなしの
キャッチーなPOP ROCK寄りな陽性サウンドです。
ATLが確実に影響を受けているであろう、
NFGっぽい雰囲気も感じますね。




Melancholy Kaleidoscope
イントロの感じは今作2つめのモッシュポイント。
そんな上がる始まりを見せる4曲目。
いーよー!アルバム序盤の流れ(・∀・)イイヨー!!!
タイトルは『憂鬱な万華鏡(直訳w)』ですが、
そんなことを感じさせないサウンドで良いです。
サビでタイトルを歌うところも好きです。
歌いたくなるフレーズ(単語)ってありますよね?
Melancholy Kaleidoscopeはまさにその中の1つ。




Trouble Is
先月末、リリースから約1週間前に
Lyric Videoが公開された5曲目。
ややエモーショナルな展開ながら、
サビは少しアップテンポになるので良し。
所期ほどの雰囲気を醸し出してるとは言わないけど
4枚目Dity Workあたりの雰囲気あるかな?




Wake Up, Sunshine
今月1日、リリース2日前にLyric Videoが公開された
今作の6曲目はタイトルトラック。
イントロのリフからテンション上げてくれるし、
サビまでの展開はDon't Panicあたりを感じるし
サビは初期っぽい陽性POP PUNKメロディに。
というか、タイトルからしてPOP PUNKにピッタリだし
タイトルに付随して陽性サウンドなのがとても良い!
こーゆーATLが聴きたかったのよ!\(^o^)/




Monsters feat. blackbear
と、思いきやの
Last Young Renegadeっぽい雰囲気を醸し出す7曲目。
しかし、こういう風にアクセント的に入れるならまだ
こういう雰囲気のアルバムはよろしくなかったよねぇ。
この曲ではblackbearという、
Matthew Tyler Mustoなる人のソロプロジェクトが
ゲストに参加していて、これまでのATLにはない
ラップパートを加えたのも良かった。
この曲調だからこそ、ラップも合うと思えます。
アニメーションのLyric Videoはリリース当日に公開。




Pretty Venom (Interlude)
Interludeってなってるし、てっきり繋ぎ的な
短いインストナンバーなのかと思いきや、
ガッツリ3分、しっかり歌も入ってる8曲目。
これも雰囲気的にはLast Young~っぽいかな?
UKみたいな湿っぽさを感じるエモーショナルトラック。


Favorite Place feat. The Band CAMINO
からの強い日差しが差し込むようなイントロよ!
前曲の流れを見ると、雨のち晴れ!
みたいな始まりを見せる9曲目。
サビはエモーショナルな雰囲気を漂わせつつも、
POP PUNK色もあって耳触りや良し。
2コーラス目にはゲストのThe Band CAMINOの歌声が響く。
Alexとは確かに違う声質、しかし曲調的には
間違いなく合っていると思えるゲストです。


Safe
続く10曲目は再び落ち着いた雰囲気へ戻り、
メロウな大人エモーショナルロックを展開。
Deaf Havana的なエモーショナルさもあるし、
POP PUNKバンドのエモーショナルさもある。
落ち着いた曲でも、しっかりバンドサウンドを
響かせているのはとても良いです。


January Gloom (Seasons pt. 1)
11曲目は、ギターに少しやんちゃ感を感じつつも
やっぱり染み入るようなエモーショナルナンバー。
サビではスマホのライトが会場を照らすような
雰囲気をひしひしと感じます。


Clumsy
12曲目もエモーショナルさは継続しつつ、
若干テンポアップしたことで耳心地は良い。
こうしてエモーショナルの中に
爽快感があるのは昔からATLの持ち味ですね。
どこか少しWaterparksっぽさがあるかな?
アルバム後半の中で、個人的にいちばん光る曲。


Glitter & Crimson
こちらも漏れなくエモーショナルソングな13曲目。
こういうの聴いてるとYellowcard浮かんできちゃうな。
思わず口ずさみたくなるメロディは○
しかし、ラストサビ前にはJackの力強い声も響き、
バンドサウンドもダイナミックに展開し、
大きな会場でも映えそうなアンセムになり得る曲に。

思えばLast Young Renegadeの作風や不評だったのって
YCのLift A Sailの時と同じ流れな気もするなぁ。


Summer Daze (Seasons pt. 2)
そんなエモーショナル続きの中、
タイトルからしてちょっと期待してた14曲目。
その期待に応えるが如く、イントロからの展開に
アルバム前半の雰囲気が戻ってきた!と思いつつ…
サビはエモーショナルでした。笑
でも、ラストサビ前のパートとかも
要所でPOP PUNK的なのは○
"January Gloom"と共にSeasons pt. 1/pt. 2
ナンバーが振られてるけど詞の内容は関連してるかな?


Basement Noise
ラスト15曲目は、予想通りに
やっぱり聴かせるエモーショナルナンバー。
最後の最後に上げてくれりゃ嬉しかったけど、
もはやここまで来たら何も驚かないですね。笑
アルバム後半は落ち着いてんなぁ。
もっとやんちゃしても良かったんだぞ?(。-ω-)-3
でも、Yeah, Yeahのコーラスパートを聴くと、
こういうのは初期からずっと続いている
All Time Lowらしさみたいなものを感じますね。





以上、

All Time Low『Wake Up, Sunshine

でした。

15曲というフルボリュームで50分未満!

近年のバンドにも見習ってほしいくらいの曲数と総尺!

この部分は非常に良かった。

アルバムの雰囲気としては、アルバム前半は

おかえりAll Time Low\(^o^)/

と、声を大にして言えるけど、

アルバム後半は……言えないかな(。-∀-)笑

もう少しアップビートなものを作りたいと思うんだ

と言ってた割に、アルバム後半は

けっこうまったりしてなかったぁ?Alexよぉ?笑

まぁ、そうしたエモーショナル寄りな楽曲で

後半はまとめてましたが、前作みたいな雰囲気の曲は

そこまで入れてこなかったのは良かった。

とはいえ、やっぱ前半がかなり良い!

2月の蔵出しに書いたTAAじゃないけど、

先行曲がどれも良かったんだよね。

先行曲だけ聴いてれば、Alexがインタビューで

語っていたことも現実味を帯びてくるし、

そりゃあ期待に胸膨らむってもんよ( `・∀・´)b

逆に言うと、インタビューの言葉と先行曲で

完全に油断した( ノД`)

ってことにも繋がるんだけど。笑

前半みたいな曲がもう少し多ければ、

今年のアルバムランキングPOP PUNK部門も

上位に食い込む可能性あったのになぁ。笑


今年は既にHandgunsThief ClubRematchBelmont

などの若手、中堅が良い作品をリリースしており

夏には遂に!Neck Deepが来る!

が!

2月にFour Year Strong

そして5月にはKING of POP PUNK

New Found Glory

と、変わらぬ音楽性を貫くベテランが強い!

先行曲を聴く時点でNFGは期待しかないしなぁ。

ATLみたいにならなければ(。-∀-)笑



しかし、そんなATLもライブでは未だに


このへんは毎回やってるし、ラストはずっと



Dear Maria~をやってくれてる。

キャリアを積んでも、音楽性が変わっても

初期の曲をやってくれる、

初期のキラーチューンでライブを締めてくれる。

そういうバンドは良いもんです。

敢えてライブ動画にしましたが、

会場のシンガロングが、それを物語ってます。

この3曲なら、日本ですらも

これくらいのシンガロング起きますからね。

だからこそFuture Hearts』『Last Young Renegade

2作も、個人的にしっくり来ない作品が来ても、

こうして最新作を待てたワケですしね。

今作もダメならレビューしませんでしたがw



なんだかんだで結成17年、

ここまで長く続けて、初期の彷彿とさせる楽曲を

持ってきてくれたAll Time Lowの最新作

Wake Up, Sunshine

やんちゃなATLが好きなら前半を、

少し大人になったATLが見たければ後半を、

これまでのATL全部入りとなったアルバムです。

是非ぜひチェック!





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