なんで昨年リリースされたデビューEPを

レビューしなかったんだったか思い出せないほど

クリーンの良さが光るUKポスコアバンド

Captivesが新曲(シングル)をリリース。

やっぱ良いなぁ何でレビューしなかったんやら…

昨年はEPだったし、今年もしくは近い内に

フルアルバム出さないかな。

そしたらしっかりレビューしますぜ!

どうも、トトです。




それでは2月の蔵出しレビューといきましょう。

蔵出しレビューとは何か?ってのは前回、


1月分の冒頭に書きましたが、

そこに書いたもの以外にも

蔵出し行きの条件あるの忘れてました。


別にウチが取り上げなくても
他で取り上げるブログあるでしょ。
(HR/HM、PUNK系あたりは最たる例)


3曲以上5曲以下のEP/ミニアルバム



以上2点。

曲数に関しては前ブログからも散々言ってますが

フルアルバムを名乗るんだったら最低10曲は欲しいし、

これはまだ再生回数で年末のアルバムランキングを

出してた頃の名残みたいなもんですが、

5曲以下の音源はランキングに反映させないし

ひと記事使ってレビューは書かない。

何故か?再生回数に明らかに差が出るから。

たかだか1曲2曲のシングルなんてもってのほか。

んなもん聴きゃわかるじゃん。時間もかからないし。

なので、ひと記事書くなら最低5曲ないとね。

ってのが由来です。

そんな中で、4曲でEP出したバンドが

2月はいたんですよねぇ…(。-д-)-3

『9曲』でフルアルバム出すバンドも最近多いですが

SEでも、インスト曲でも、インタールードでも使って

なんで"あと1曲"を収録せんのかねぇ…

大体、4曲とか9曲なんて中途半端な数で

気持ち悪くならんのかな?


ってことで、まずはこのバンドから。





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Dealer『Saint』
2. Blade in a Bullet Wound
4. Suffer In Rhythm



Northlaneの元ベーシストAlex Milovic
Capture The Crownの元ドラマーJoe Abikhairらによる
オージー産メタルコアバンドDealerが
新譜EPSaintStay Sick Recordingsから
2/14にリリースしました。
4月に来日が決まってるし、ベストなタイミングですね。

ガツンとヘヴィサウンド、オープニングとしての
アグレッシブさもひとしおな"Tourniquet"

ミドルテンポに始まるも徐々にギアを上げてく感の
"Blade in a Bullet Wound"
後半、2'07"くらいからの展開がツボです。
個人的には今作イチのお気に入りトラック。

バウンス系な始まりも、そのあと疾走する
勢いのある"Violent Stimuli"も捨てがたい。
高速ブレイクなんかもアツい。

のっけからアグレッシブさ全開な"Suffer In Rhythm"
ベースのグルーヴ感もひとしお、全体的にアップテンポ
ブレイクでズドーンと落とすのがまた凶悪。

2月はじめに来日したVoid Of Visionや、
昨年来日したAlpha Wolfよろしくな
重さを十分に含みつつ、ニューメタル要素も感じる。
このへんのオージー産若手メタルコアの勢いよ。
4月の来日公演にいく人は今回のEP必聴!

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See You Smile『TIDE』
2. Breakaway
3. High Tide
4. The Anthem


国内ポップパンクのSee You Smileの2nd EP『Tide』が
2月19日にOCTAVE RECORDSからリリース。

MVが公開されている1曲目"DND(GNAR GNAR GNAR)"は、
海外と日本のPOP PUNKを合わせたような
非常にSYSらしい曲に。
ベースイントロ良いな!(* ゚∀゚) サビ突入と共に
YEEEEAAAAHHHH!!
ってシンガロングパート最高だな。
そして肝心のMVでもようやく!
日本のクソ真面目なポップパンクシーンから
ちょっとコミカルで笑えるMVを出すバンドが出てくれました!
ま、でも最初見た時に、A Day To Remember
"Right Back At It Again"のMVが浮かんだけどもね。笑

2曲目の"Breakaway"でも海外POP PUNKテイストを
イントロから大いに実感できます。
サビでアップテンポになる展開も良いです(*≧∀≦)b

タイトルの単語が入ってる"High Tide"
始まりこそエモーショナルさ増し増しだけど
徐々に雰囲気とギアを上げていき、結果、
しっかりPOP PUNKしてるのが良いなぁ。
ちょっとYouth Fountainっぽさも感じるなぁ。

ラストの"The Anthem"は1'30"のショートトラック。
掻き鳴らすギターと共にアカペラ的に歌い、
シンガロングと共に疾走するという、
陽性POP PUNKのお手本のようなナンバーに。
ラストは盛大にシンガロングで終わるのも◎

そんなSYSの最新EPでした。
初見の頃から思ってたことですが、
SYSは他の国内ポップパンクよりも、
海外テイストが強いと感じます。
それは今回の作品で、より顕著になったとも思う。
そういうところが自分がSYSをサポートしてる
大きな理由でもあるんですが。

そうして良いものを持ってるのに曲数…(。-∀-)
それとサブスク参入にもやや遅れ気味なのもな。
MVの数と、公開音源・入手可能音源が反比例してんのよな。
デモ?EP『Pure』、1st EP『WILD』は
サブスクにも配信されてるのに、
"会場限定"シングル『SUPERMAN』は当然未配信、
てか、↑のEP2枚以外は配信されてません。
だから今作もタワレコで買ってきたんですが。
せっかく良いもの作ってるのに、こういうところの
レスポンス、移行の遅さがあるってのは致命的だなぁ。
MVたくさん出してるのに、聴けない音源、
既に廃盤で入手不可になってる音源が
サブスクに配信されてないのはもったいないよね。
どメジャーどころも、どマイナーどころも、
遅咲き日本でもようやく解禁バンド増えてきてるのに。
収録曲数と、サブスク完全移行さえ成れば、
完ぺきになるのになぁ(。-∀-)-3







-Once-You-Leave-Them
The Amity Affliction
『Everyone Loves You... Once You Leave Them』
01. Coffin
02. All My Friends Are Dead
04. All I Do Is Sink
05. Baltimore Rain
06. Aloneliness
08. Just Like Me
09. Born To Lose
10. Fever Dream
11. Catatonia




Roadrunner Recordsというメジャーまで到達した
オーストラリアのポスコアバンドTAAが
まさかのPure Noise Recordsと契約し、7枚目のアルバム
Everyone Loves You... Once You Leave Them
2/21にリリースしました。

メジャーレーベルRoadrunner契約まで躍進し、
そこから出た1枚はイマイチ感が強く、
その後、Roadrunnerを離れて出た1枚も…、
そして意外すぎるPure Noiseとの契約に至り、
作風はどうなったのか?
先行で公開されたMVを見た、聴いた段階では

え、いいじゃん
ポスコア回帰クル━━(゚∀゚)━━?

なんて、期待したオレが阿呆でした(´・ω・`)-3
先行曲が良かったくらいで、他がなぁ…
もはやメジャーレーベル所属ではなく、
どインディーズなレーベル所属バンドですが、
音楽性のメジャー感は残ってる感じ。
ミドルテンポで、歌もので、エモーショナルで…的な。
今のバンドの人気、知名度を考えたら
決して悪い作品じゃないと思うんだけど
個人的には、聴いてて気分が上がらんのですよね。

初期から追えてたワケじゃないけど、
3rd『Chasing Ghosts』
4th『Life the Ocean Take Me』
あたりから聴き始め、このへんが良かった自分にとって
やっぱそれ以降の作品って徐々に(。-ω-)ウーン…って感じが
リリース毎に増していったんですよねぇ。
逆にそれ以降のものからTAAに入っていたら
今作も蔵出しじゃなく、本記事で書いてたことでしょう。

バンドとしては今やけっこう大きなバンドになって
オーストラリアを代表するレベルになってるのは
バンドにとっても、リスナーにとっても、
良いことなんだろうけど…個人的に作風がちょっとな…
先行曲みたいのがもう2~3曲あればなぁ。
と、思ってしまうのが正直なところ。






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Five Finger Death Punch『F8』
01. F8
05. A Little Bit Off
06. Bottom Of The Top
07. To Be Alone
08. Mother May I (Tic Toc)
09. Darkness Settles In
10. This Is War
11. Leave It All Behind
12. Scar Tissue
13. Brighter Side Of Grey
14. Making Monsters *
15. Death Punch Therapy *
16. Inside Out (Radio Edit) *




日本ですら知名度も、人気もあるHM/HRバンド
5FDPの8枚目F8が2/28にリリースされました。
ウチでレビューしない典型バンドですね。笑

でも、安定して良い作品を生み出すのはさすが。
これ微妙じゃね?って思ったことないんですよね
5FDPのアルバムって。

何気にイントロの"F8"が大好きなんだけどw
そこでのストリングスもしっかり活かされている
"Inside Out"も良い。
続く"Full Circle""Bottom of The Top"
"Mother May I (Tic Toc)""This Is War""Scar Tissue"など
勢いのある曲はどれもカッコイイ。
特に"This Is War""Scar Tissue"がお気に入り。
何気にボートラ3曲も良い。

それだけでなく、"A Little Bit Off"
"Darkness Settles In""Brighter Side of Grey"など
歌もの曲もクオリティ高いのがバンドの強みか。
vo/Ivanの声が良すぎるんだよなぁ。
無事にバンドに戻ってこれて何よりです。

で、このバンド、ライブも良いんですよね。
エンタメ性が高くて、見ててとても楽しいです。
でも、KNOTFEST 2014以来、来日ないんだよなぁ。
いつだか米軍基地でのライブの為に来日した
なんて話を聞いたような気がするけど、
それは一般リスナー向けの来日じゃないしね。
KNOTFESTで見た1回が、こんなにレアになるとは。
是非また来日して欲しいですね。







以上、2月リリース分の蔵出しレビューでした。

2月になったことで、新譜のリリースも1月より増え

それに比例して、蔵出しも増えました。

まー、できれば蔵出しになるような作品が

ないに越したことはないんですけどね(。-ω-)

自身が感じる好き嫌い、良い悪いがあるので、

そこは致し方なし。


これで2月の新譜、チェック分の記事化は終了!

ですが、あと1枚だけ記事にしたいと思います。

ちょっとチェックが遅れたのがあるので

それだけ上げて、2月分のレビュー記事を

終わらせたいと思います。










と、いう蔵出しレビューや

映画やゲームのことも記事にすることにしたので

前ブログでは事ある毎に書いていた、

ここの余談スペース。

むしろ、余談に書くことがないように

そうして記事にしたんですけど。

新ブログで書く初の余談ですが…


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RNR TOURS、MHz FEST主催公演で

よく見ていたNorthern Crossroads解散を発表。

世間が自粛ムードになってる最中、なにやってんだか…

活動期間は3~4年かな?

まともな曲数収録された音源も出すことなく、

ウチでもライブレポ以外で取り上げられませんでした。

そのライブ自体は、いつも良かったのにね。

去る者に言葉をかけるほどの思い入れはないし、

それ以上に解散に至る理由?キッカケ?が

しょうもなさすぎて、微塵も擁護できんし、する気もない。

最近活動してなかったし、バンドの活動が終わることは

もっと前から話し合ってたのかもしれんけど…

暴力沙汰と一緒に発表ってのがなぁ。

呆れてものも言えんとはこの事か(。-д-)-3